建築基準法「不燃材料」国土交通大臣認定品 相当商品
低ポリマータイプ ポリマーセメントモルタル材
「K−1」
「K−1」は、使用時に所定量の水を加え、練り混ぜることにより使用できる、プレミックスタイプの断面修復用ポリマーセメントモルタル材です。低ポリマー量で耐火性能、付着強度にも優れ、なおかつ高い無収縮性能を有し、建築構造物のかぶり補修、トンネル、橋梁等の土木構造物の断面補修に使用することができます。
|
特 長
- 1.厚塗り施工ができ工期短縮につながります。
- 2.吹付け工法、コテ塗りのいずれの施工方法を用いることができます。
- 3.ポリマー混入量が少ないため、高強度性、耐火性に優れています。
- 4.施工直後の乾燥によるひび割れ抵抗性が高く、長期においても高い無収縮性能を有しています。
|
用 途
- ○ 建築構造物のかぶりの補修(5mm以上可能)、コアボーリング後の孔補修、はつり後の補修
- ○ 地下構造物の補修、浄水場設備の補修、他建築構造物の補修
- ○ トンネルのインバート・アーチ部の補修、橋梁橋脚部の補修、他土木構造物の補修
- ○ 床面表層保護・目違・不陸調整、凹凸部の平滑化
- ○ 耐震補強工事、繊維補強後の表面被覆
|
仕 様
 |
施工方法
- 1.施工する面は必ず粗面処理を行い、湿潤状態にしてください。
- 2.30mm以上厚塗り施工をする場合、必要に応じてアンカーピン、ワイヤー等の剥落防止対策をしてください。
- 3.鉄筋が腐食している場合は、適切な防錆処理を行ったのち施工してください。
- 4.「K−1」の練混ぜは、ハンドミキサまたはパン型ミキサを用い、練混ぜ時間120〜180秒を目安に練混ぜたのち、吹き付け機またはコテ塗りで施工してください。
- 5.施工後は必ず適切な養生を行ってください。まれに施工後数時間で表面に乾燥ひび割れが発生する場合があります、特に直接風のあたる場合はビニールシート等で養生してください。
- 6.湿式吹付け工法、コテ塗り工法のいずれでも施工することができますが、付着性能向上の観点から、湿式吹付け工法をお薦めします。
|
物性試験例
- モルタルスランプ:JIS A 1171 (ポリマーセメントモルタルの試験方法)
- 圧縮試験:JIS A 1108 (コンクリートの圧縮強度試験方法、20℃、湿度60%、気乾養生)
- 長さ変化:JIS A 1129 (モルタルおよびコンクリートの長さ変化試験方法、供試体作成後、翌日基長にて測定)
- 付着強度:建研式 (300×300×50mmコンクリート平板母材 t=10mm、20℃、湿度60%、気乾養生)
|
使用上の注意事項
- 1.水量は、環境温度、施工方法に応じて試験練りを実施の上、決定してください。また、練混ぜ水には上水道水またはこれに準じた水を使用してください。なお、「K−1」の目視での柔らかさは、通常のモルタルに比べ、やや硬く見えますのでご注意ください。
- 2.本製品の保管方法は、セメントと同様に保管し、破損した袋の製品は使用しないでください。
- 3.取扱いおよび施工には、必ず、防塵マスク、保護メガネ、ゴム手袋等の保護用具を着用してください。
- 4.本製品が目に入った場合、皮膚に付着した場合は、速やかに洗浄し、専門医の診察を受けてください。
|
包装形態
|


|